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LS 産電 (LS ELECTRIC) — XGI / XBC / XBM

LS ELECTRIC (旧 LS産電) の XGI / XBC / XBM PLC シリーズと FEnet (Fast Ethernet) 標準プロトコルで通信します。

XGT シリーズで最も一般的に使われる通信方式であり、ICMP (ping) の到達性を先に確認したうえで実際の通信を開始します。


登録フォームの入力値

入力欄何を記入するか
IP アドレスPLC の FEnet モジュール IP192.168.0.80
ポートFEnet ポート2004 (XGT 既定)
接続タイムアウト (connect-timeout)接続試行の最大時間 (ms)3000
読み取りタイムアウト (read-timeout)読み取り応答の最大時間 (ms)3000
チェックサム使用 (use-checksum)BCC チェックサムオプション通常は false
ビットインデックス 16進使用 (use-hex-bit-index)ビット番号を 16 進として解釈するか通常は false。P 領域で F のような 16 進インデックスを使う場合のみ true

PLC 側の設定は、XG5000 で FEnet モジュールの IP / ポートをあらかじめ登録しておけば完了です。

ping 検査

LS PLC では、通信を試行する前にゲートウェイが ping で到達可能かどうかを先に確認します。社内網で ICMP (ping) が遮断されている場合、正常な PLC でも「Ping failed」と表示されるため、ファイアウォールポリシーを確認してください。


タグの PLC アドレス表記

LS PLC では短い形式 (D00309) を推奨しており、ゲートウェイが自動的に標準形式 (%DW00309) へ変換します。

メモリ領域

文字領域
DData Register — 最も一般的
MMemory (メモリビット)
KKeep Relay
FFlag
TTimer
CCounter
R(シリーズによる)
PI/O

表記例

表記 (短い形式)意味
D00309Data Register 309 (16-bit)
D00600Data Register 600 (32-bit として扱うには [形式補助] に DW を明示)
M02704Memory bit 2704
P0001FI/O bit (16 進インデックス使用時)

LS では同一アドレスを 16-bit / 32-bit / 64-bit / 実数など多様に解釈できるため、[形式補助] が要点となります。


データ形式のマッチング

PLC の値データ形式形式補助PLC アドレス例
ビット (M, K, T, P)Boolean(空欄)M02704
ワード内の特定ビットBooleanBIN[3] (3 番ビット)D00309
16-bit 整数Integer(空欄)D00309
16-bit 符号なしIntegerUID00300
32-bit 整数IntegerDWD00600 (D00600~D00601 を使用)
32-bit 符号なしIntegerUDWD00690
64-bit 整数Long(空欄)D00700
32-bit 実数 (最も一般的な実数型)FloatREALD00450
64-bit 実数DoubleLREALD00500
文字列 N ワード (= 2N 文字)StringSTR[N]D00500
32-bit なのに形式補助を空欄にすると?

16-bit として誤って読み取られ、値がまったく異なる数値になります。32-bit 整数なら DW、32-bit 実数なら REAL を必ず明示してください。


よくある問題と対処

症状 / メッセージ考えられる原因対処
「Ping failed」ICMP が遮断された環境ファイアウォールで ICMP を許可。解決しない場合はシステム管理者へ
「Connect failed」FEnet モジュールが未稼働、ポート相違XG5000 で FEnet モジュールの IP/ポート (2004) を確認
32-bit 値がおかしい形式補助が空欄DW (整数) / REAL (実数) を明示
ビットが読めないD00100 で登録している (D はワード領域)M02704 のようなビット領域を使用。または format=BIN[3] でワードのビットを抽出
文字列の文字化けLS が low-byte-first で送信する特性ゲートウェイ側で自動処理します。外部ツールで直接デコードする際は注意

よく使う例

一般ライン PLC の登録

タグ名PLC アドレスデータ形式形式補助
稼働ビットM02704Boolean(空欄)
カウンタ (16-bit)D00309Integer(空欄)
累積生産量 (32-bit)D00600IntegerDW
圧力 (実数)D00100FloatREAL
圧力 (kPa、変換)D00100FloatREAL (計算式 ${VALUE}*0.1)
バッチ名 (10 ワード)D00500StringSTR[10]

ワードのビット抽出

同じワード内に複数のビット信号がまとめられている場合は、BIN[비트번호] で 1 行ずつ登録できます。

タグ名PLC アドレスデータ形式形式補助
Bit 0D00309BooleanBIN[0]
Bit 3D00309BooleanBIN[3]
Bit 15D00309BooleanBIN[F] (16 進 F = 15)

use-hex-bit-index=true で PLC 登録オプションを設定すると、16 進インデックス (F など) の使用が可能になります。


さらに詳しい例 / 自動化登録

高度な設定 — REST API の LS の例を参照してください。